心の扉へようこそ
心って不思議なものですよね。でも、心も身体と同じです。疲れたり、傷ついたりします。そんなときは、疲れた身体を休めるように、心もゆっくりと休ませてあげましょう。このページは、疲れた心へのメッセージです。


 これは私が自分の心を励ますために、読んだ本、ラジオで聞いたことなどから、心に残ったものを書き留めたものです。正確な引用の記載されていない部分はお許しください。また、内容が重複したり、きちんと整理できていない部分がありますが、ご了承ください。

 また、単に私が思っていること、感じたことを記載している部分もあります。

 なお、私の人生の中で時代が変わってきていますので、内容が変遷していることもご了承ください。(2022.1.5)


最新の更新は、14番にあります。

目次(※各項目にページ内リンクを張っています

1.心が傷ついたとき、心が疲れたとき、落ち込んだとき、苦しいとき

あなたを傷つけるものは何もありません
 私たちは、この世で生きているうえで、心傷つくことって多いですよね。
 でも、ほんとは私たちを「傷つけるもの」は何もないと言えます。あるのはなんらかの「事実」のみです。
 私たちの心が勝手に「傷ついた」と思っているだけなのではないでしょうか。自分の人生は自分が主役です。他人や物事に私の人生を振り回されるなんてナンセンスじゃないですか?

 

あなたの価値は変わらない
 自分は全く悪くないのに怒られたり、非難されたりすることがあります。
 どうして、こんなことを言われなければならないのか、と落ちこむことがありますよね。
 でも、実はこういう理不尽なことが起こるのが、「世の常」というものなのです。
 しかし、一つだけ絶対に言えることがあります。それは、どんなに怒られようと、非難されようとそれは「その人の考え」であって、あなた自身の存在価値には全く関係はないということです。
 ですから、必要以上に傷つくことなどありませんよ。

 

事実と自分の反応を分けて考えましょう
 何か嫌なことがあると落ち込んだり、怒りがわいてきたりしますね。
 でも、その出来事と「自分自身」は別のものです。出来事を自分の感情と一体のものとして考えずに、起こった事実と、その後の自分の反応とに分けて考えるようにしましょう。
 確かに既に起こった事は自分では変えることはできません。ところが、その事実に対する自分の反応の仕方は自分で選択することができるのです。
 落ち込む、怒る、という選択もあれば、「そういうこともあるさ」とか、「それは自分の人生にとって関係ないことだ」とか、「それは相手の人間がその程度の人間であるということだ」とかいろいろあります。
 あえて、自分を苦しめるような選択をせずに、自分の心を守るような反応の仕方を考えましょう。

 

もっと自分をいたわろう
 こんな自分はだめだ、と自分をいじめていませんか?
 自分をもっといたわってやりましょう。
 なかなかよくやっているじゃないか!
 もっと自分をほめてあげましょう。

 

人に嫌われると生きていけない?
 誰しも人には好かれたいですよね。
 でも、人に好かれないということははたして絶望的な状態なのでしょうか?
 決してそんなことはありません。
 私にも嫌いな人がいるように、私を嫌いな人もいて当然なのです。これが、あたりまえの世の中なのです。
 人に好かれるにこしたことはありませんが、好かれないからといって決して、生きていけないわけはないのです。

 

人に好かれようとして生きるのでなく、自分らしく生きよう
 人の評価を気にして生きると苦しくなります。人に好かれようとすることをやめると気が楽になります。

 

人の評価をエネルギーにして生きるのはやめましょう
 人から褒められたり、いい評価をされることは心のエネルギーになりますが、それだけに頼って生きていると、悪い評価を受けたときに心が折れてしまいます。他人の評価でなく自分で自分に対して肯定的な評価をしてやりましょう。

 

何かよくないことが起こったとき、自分のせいだと考えるのはやめましょう
 『電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのもみんな私が悪いのよ・・・。』という文句を聞いたことがありますが、何でも自分のせいだと考えるのはやめましょう。(もちろん無責任がいいというのではありませんが)

 

楽しいことを考えよう
 人は1日約6万件のことを考えるそうです。そして、今日考えることは昨日考えたことと同じで、明日考えることもまた同じだそうです。どうせ考えるのなら嫌なことでなく楽しいことを考えましょう。

 

「よかった」を数える
 嫌な気分のときや気が沈むとき、「よかった」を数えてみましょう。「○○できてよかった。○○でよかった。」等々。そのうち嫌な気分がやわらぎます。

 

感情よりも行動を優先する、又は感情を交えず行動する
 人に怒られたり、人に腹を立てたり、何かイヤな気持ちが強いと、やる気がなくなってしまい、しなければならないこともできなくなってしまうことがよくありますね。
 でも、そんなときは「感情」よりも「行動」を優先しましょう。まず、感情はおいておいてやるべきことをやりましょう。
 感情はなかなか制御できないものですが、行動はその気になれば起こせるものです。

 

休養が大事
 肉体的に無理をしすぎると筋肉が痛くなったり、いためてしまいますね。
 心も身体と全く同じです。無理をしすぎるといためてしまいます。
 身体と同じように、心にも休養が必要です。
 休めば身体の体力が回復するように、心の体力も回復します。

 「もう、がんばれない!」と思ったときには、まず休養。これが大事ですよ。

 

あまりがんばらないようにしましょう
 がんばることも大切ですが、がんばれないときには、無理をしないで、最低限の仕事ですませましょう。
 そして、他人の目を気にしない勇気を持ちましょう。
 人がどう思おうと、あなたの人生ですから。

 

60点をめざそう
 「こうするべきだ」とか「こうでなければならない」という考えにとらわれていると生きるのが苦しくなります。また、過去の失敗などが気になってしまいます。100点を目指さないで60点をめざして生きましょう。そうすれば生きるのが楽になります。

 

しんどいときには、しんどいと言いましょう
 しんどいのに元気なふりをしたり、つらいのに無理に笑顔をつくっていると、ますます苦しくなりますよね。
 自分の気持ちに正直になりましょう。無理して笑顔をつくっていませんか。イヤなときはイヤな顔をしましょう。

 

「100か0」という考え方はやめましょう
 一つうまくいかないことがあると、すべていやになってしまう。また、人のいやな一面を見ただけでその人を嫌いになってしまう。知らないうちにこういう考え方になっているときがありますね。このような考え方は幸せを不幸に変えてしまいます。もちろんこれは自分自身に対してもあてはまります。
 物事にしろ、人間にしろ100%完全ということはありませんよね。

 

〇とXだけではありません
 上記の「100:0」思考と同様に、〇とXしか道はないように思えないときにも、実はそれ以外に△という道も存在します。しかも、それは△から〇に近い△まで無数に存在します。〇とXしかない生き方は苦しいものになります。△もあると気づくことで生きることが楽になります。

 

心の傷
 心の傷も体のけがや傷と同じです。傷が癒えるにはゆっくり、ゆっくりとした時間が必要です。

 

心の体力
 何かの問題や心配事のせいで精神的にまいってしまうことがよくあります。そして、心の体力が弱っているせいでさらに問題に立ち向かうことができなくなってしまいます。
 しかし、問題自体は何も変わらなくても、心の体力が回復すれば問題に立ち向っていくことができます。

 

他人と比べないようにしましょう
 昔から「隣に蔵が建つと腹が立つ」と言われます。
 他人と自分を比べて自分が優れているときは優越感を感じますが、他人が優れていると劣等感に陥ります。
 でも、他人は他人、自分は自分と言い聞かせましょう。
 他人のせいで自分の人生が幸せになったり、不幸になったりするっておかしくないですか?

 

あなたはあなた、わたしはわたし
 あなたはあなた。わたしはわたし。
 わたしはわたしのことをして、あなたはあなたのことをする。
 わたしはあなたの期待に応えるために、この世にいるわけではない。
 あなたはわたしの期待に応えるために、この世にいるわけではない。
 あなたはあなた、わたしはわたし。
 (三笠書房『心がスーッと軽くなる44の方法』諸富祥彦著
 フレデリック・パールズ「ゲシュタルトの祈り」から抜粋)

 

人生の雨
 人生にも雨が降ります。
 こぬか雨なら濡れて歩けばよい。(小さな悲しみには、しっかり耐えましょう。)
 傘のいる雨には傘を用意する。(涙の雨には慰めが必要です。)
 土砂降りの雨には傘は役に立ちません。(そんなときはじっと雨宿りして待ちましょう。いつか雨はやみます。永遠に降り続ける雨はありません。)

 

かわいそうな私をやめる
 今の自分がどんなにつらく悲しいかを考え出すときりがなくなります。でも、いくら悩み悲しんでも、一歩も前に進むことはできません。
 かわいそうな私を続けるのか、それとも今、自分にできることは何かを考えるのか、勇気を持って選択しましょう。

 

離れて見る
 今現在、「深刻な状況」の中にあったとしても、「問題を解決するために何ができるか考える」ことは別のことです。涙を流し続けていても問題は解決しません。冷静に自分から自分を少し離れた目で見て問題を見直してみましょう。

 

批判しているのは誰?
 
他人からの「批判」は単に他人の考えにすぎません。他人の言ったことにより自分を批判しているのはほかならぬ「自分自身」です。自己批判、それは正しいことではありません。
 他人からの批判はよく吟味した上で、自分のためになるのであれば、よいところを取り入れるし、そうでないなら受け流すことです。

 

諸行無常
 この世に変わらないものは何もありません。苦しい状況もいつかは変わります。あせらずに時を待つことも必要です。

 

休むことの勇気と決断
 仕事(職場)で精神的にまいったとき、休暇を取ること(できれば長期に)はとても心の回復に効果があると思います。
 しかしながら、休むということ自体に大きなストレスと決断を伴いますね。休めば、同僚に迷惑がかかる、自分の評価は下がる、自分でもなさけないやつだと思ってしまう、どうせ休んでもいつかは出勤する日がやってくることなど、休むこと自体も大きなストレスがとなります。そこでますます身動きが取れなくなってしまいます。
 しかし、完全に燃え尽きてしまって、倒れ込むようにして休むというのでは遅すぎます。
 この決断のタイミングは大変判断が難しいですね。

 

ほっとする時を持つ
 仕事などを休みたいけど休めない場合、どこかで力を抜くホッとする時を見つけるようにしましょう。そうやってその日その日を乗り越えていきましょう。苦しみは一生続くことはありません。もちろん楽しいことも同じように一生続くわけではありませんが。。。

 

地獄は自分の心の中です
 他人や周りの環境が地獄なのではありません。地獄は自分の心の中です。何とかうまく工夫を凝らして自分の心を守ることを考えましょう。

 

本当の自分ともう一人の自分
 つらくても笑顔をつくったり、倒れそうでもいい評価を得ようと無理をしたり、他人から好かれようといい格好をしたり・・・。本当の自分ともう一人の自分がかけはなれていくほど心が壊れやすくなります。
 本当の自分ともう一人の自分の間になるべく距離があかないようにしましょう。

 

日陰の雪のかたまり
 悲しみや苦しみは、日陰の雪のかたまりのようです。いくら晴天であっても、暗い日陰の雪の塊はいつまでも残っています。ですが、徐々にではありますが、時間をかけて小さくなっていき、やがて消えます。あせらないことです。

 

反芻(はんすう)しない
 いやなことを思い出して反芻するのはやめよう。(反芻・・・繰り返すこと)

 

何事も腹八分
 「一生懸命」、「精一杯」、「全力で」やるのはやめよう。

 

ベストでなくてもよい
 ベストでなくてもベターでよい。ベターでなくてもグッドでよい。

 

それは誰の問題か?
 誰がどうしようとこうしようと、それはその人の問題であって、あなたの問題ではありません。
 他人はあなたの期待に応えるために生きているのではありません。
 あなたは、他人の期待に応えるために生きているのではありません。

 

心の体調
 心の体調も調子のいい時と悪いときがあります。

 

あるのは「事実」だけ

 嫌なことと言うのは存在しません。あるのはただ「事実」のみです。 

 その事実に対して、「嫌な」という意味づけをするのか、それとも他の意味づけをするのか、ということです。

 

嫌で苦しい人生? 

 なぜこんな苦しい目をして生きて行かなければならないのかと思う時があります。でも、人生の最期の時になって初めて、振り返って見てどんな人生であったかがわかるのではないだろうかと、最近思っています。

 

死にたいほど苦しいとき 2021.4.4 

 本当にどうしたらいいのか、わかりません。安定剤をいくら飲んでも気分は楽にならない。実際に死を選ぶか、苦しみに耐えることを選ぶかどちらかでしょうね。死を選ぶと解決はすぐできますが、取り返しがつきません。しばらくの間、耐えるしかないですね。。。

 

 その日その日をやり過ごす 2021.4.6

 あと1年でこの状況から解放される、それまで指折り数えて待とうか、とも思うのですが、むしろ先を見ずに、その日その日をやり過ごすことを考えた方がよりベターと思います。

 

「苦しみから抜け出す方法はたった一つ。他の人を喜ばすことだ。「自分に何ができるか」を考え、それを実行すればよい。」2022.3.8アドラーの名言

 他人のために生きることは逆効果(苦しみが増す)だと思いますが、自分が誰かの役に立てたときは苦しみが薄らぎます。

2.不安、心配におそわれるとき

まわりを気にせず自分らしく生きるだけでいい!

「我慢できる人が強いのではなく、まわりを気にせず自分らしく生きる人が一番強い」2022.5.19田口久人

 

「すべてはここからが始まりだ。」って言ってみると、なんかその気になって前向きになるぞ。」2022.3.7ヤポンスキーこばやし画伯

 何かを始めようとする時に、このように思えればいいですね。

 

「必要なのは勇気でなく、覚悟。決めてしまえば、すべては動き始める!」2022.3.7魂を揺さぶる言葉たちより

 「勇気」より「覚悟」の方が具体的ですね。

 

「おじみそ」でもいいじゃないか。だって人間だもの。2022.1.17※「おじみそ」とは当地の方言で臆病者のことです。 

 私は臆病者なのに、ついつい虚勢をはってしまい、逆にびびって、不安に陥ってしまいます。かえって、ありのままの自分をさらけ出すことで、なんとか解決方法が見えてくるような気がします。 

 

その時どうするか 2022.1.15 禁煙センセイのfacebookより

 元記事は、禁煙のための手法ということでした。if then plan といってもしタバコを吸いたくなったら、その時は深呼吸しようなどということを書いておくというものです。

 急に不安に襲われたときどうするか、その時も、深呼吸する、落ち着く、冷静に考えるなどのプランを用意しておくことは有効だと思います。

 

将来が見えない不安 2022.1.5 精神科医 片山信吾氏のtweetより転載

 将来が見えないと不安に苦しむ人へ→山の霧の話。「山で霧に包まれた時、確かに道は見えない。でも道が無くなったわけではない。あわてて右往左往する人は崖から落ちて遭難する。落ち着いて待てば、必ず霧は晴れて道が見える。」慌てず落ち着いて待つことも必要です。

 

「今できること」2021.8.23 『こころの深呼吸』片柳弘史著 教文館より引用

 「これからどうなるんだろう」と心配ばかりしていてれば、大切な今を無駄にしてしまいます。そんな時間があれば、「自分は、今できること、今すべきことをきちんとしているだろうか」と考えましょう。未来は、今の延長線上にしかないのです。

 

今、この瞬間を生きる
 過去に起こったことを悔やんでもしかたがありません。未来のことを心配してもどうすることもできません。とりあえず今、この瞬間を生きることだけを考えましょう。

 

思い出さない、考えない
 いやなことや不安なこと、過去に失敗したことなどが頭に浮かんできていやになることがありますね。そんなときは、「過去は思い出さない!」「過去は考えない!」とはっきり自分に言い聞かせましょう。そして、「今やらなければならないこと」をやりましょう。

 

現状を冷静に見る
 今の状況は本当に絶望的な状況でしょうか?気持ちとしてはそうかもしれません。しかし、冷静に現実を見つめ直してみましょう。

 

その考えは本当か?
 今、自分にふりかかった問題は自分にはどうすることもできないような問題でしょうか。その判断は、本当に正しいでしょうか?自分の習慣化された思考回路にとらわれずにもっと冷静に考えてみましょう。

 

過去の経験を思いだそう
 懸案事項が頭から離れないときがあります。でも、過去にももっと苦しいことや困難を乗り越えてきた経験があるはずです。それらのことを思い出すと、自信がよみがえり今の心配が薄れていきます。

 

人生なるようにしかなりません
 先のことを考えて心配でたまらないときがありますね。でも、人生なるようにしかなりません。「なるようにしかならない」これも一つの解決法です。

 

困ったことは起こらない
 こうなったら困るなあと心配することって多いですね。でも、「困ったことは起こらない」と口に出して言いましょう。今までも、心配するほどのことはなかったということありましたよね。「困ったことは起こらない!」自分に言い聞かせましょう。

 

すべてはよくなる
 なかなかそうは思えませんよね。でも、「困ったことは起こらない」だけでなく、「すべてはよくなる」と自分に言い聞かせていきましょう。プラスの言葉はプラスの結果を引き出します。

 

握っているものに振り回される
 
自分の願いがかなわなければどうしようと不安に陥ることがあります。
 それは、自分が握っているものに振り回されているのです。
 思い切って握っているものを離してみましょう。そうすれば振り回されることはなくなります。

 

心のエネルギーを無駄遣いしない
 人は常に思い出すことの80%は良くないことばかりだとか。いろんな嫌なことをあれこれ考えることは、心のエネルギーを無駄遣いではないでしょうか。よくない考えはスパッと切り捨てましょう。エコの時代ですしね。
 「よくないことは起こらない」「きっとよくなる」「過去は思い出さない」と自分に言い聞かせましょう。

 

おじけづいたら負ける
 「ああ、もう道はない」と思えば、打開の道があったとしても、急に見えなくなるものだ。
 「危ないっ」と思えば、安全な場所はなくなる。
 「これで終わりか」と思い込んだら、終わりの入口に足を差し入れることになる。
 「どうしよう」と思えば、たちまちにしてベストな対処方法が見つからなくなる。
 いずれにしても、おじけづいたら負ける、破滅する。
 心が恐れを抱き、おじけづいたときに、自分から自然と破滅や敗北の道を選ぶようになってしまうのだ。

(『超訳 ニーチェの言葉』白鳥晴彦編訳 ディスカヴァーより)

 

疲れたと感じたら、考えない、思わない
 いつものように毅然としていられなくなったら、疲れている証拠だ。疲れていると、わたしたちは溜め息をつき、愚痴を口にし、後悔を口にし、ぐるぐると似たようなことを考え、そのうち憂鬱なことや暗いことが頭の中を勝手に動き回るようになる。
 それは毒を吸うようなことだから、疲れたと感じたら、考えることをやめ、休んだり寝たりするに限る。
 そして、また毅然として活動できるように明日に向かって備えよう。
(同上『超訳 ニーチェの言葉』より)

 

沈み込んだときは沈んだままで
 無理に明るくしようとすることはありません。沈んだままの状態でいる方が落ち着きます。

 

無理に前向きに考えるのも止めましょう
 つらいことや嫌なことが起きたとき、無理して前向きに考えるのも止めましょう。悲観的に考えるのでもなく、一歩引いて中立的に考えるようにしましょう。

 

大きく考えない
 気になることがとても大きくて自分にはどうすることもできないことのように感じて不安でたまらなくなるときがありますね。でも、本当にそんなに巨大なことでしょうか。冷静によく考えてみましょう。

 

感情のコントロールは難しい
 人は、感情、理性、行動から成り立っていると言えます。気分が悪いとき、落ち込んだとき、感情のスイッチだけOFFにしてやり過ごそうとするのですが、なかなか感情の支配力は手強いですね。思うようにはいきません。認知症の患者さんでも最後まで感情だけは残るそうです。結局、その感情を受け止めるしかないということでしょうか。これがまた難しいですよね。。。

 

受け入れ力を身につける
 自分の力ではどうしようもないことをいくら嘆いてもどうにもなりません。この世の中は不公平であり、試練に見舞われることは常であることを認識し、自分の力ではどうしようもないことを受け入れる力が必要です。

 

最悪の事態を想定する
 最悪の事態を想定して、具体的対応策を考えておきましょう。不安は漠然としたものを恐れることから生じます。

 

〇〇でないと困る、〇〇でなければならない、〇〇になるとどうしよう、という考えを捨てる
 よく言えば「達観する」、悪く言えば「投げやり」ということでしょうか。。。
 「どうなってもいいや!」と思うことで不安や心配から逃れることができます。

 

桃太郎
 桃太郎の昔話では、おばあさんが川に洗濯に行くと大きな桃が流れてきました。このことは、結果的におじいさんとおばあさんにとってよい結末を生むことになったのですが、現実の私たちはどうでしょうか?上流からいろいろな出来事、情報が物が流れてきます。流れてくる物自体には、よいとか悪いとかのレッテルが貼られているわけではありません。単に”事実”のみです。それをそのまま受け取るか、ネガティブな感情を抱くかを決めるのは”自分自身です。”
 (「hasunoha問答ピックアップ安穏寺丹下覚元 師」の記事を参考にさせていただきました。)

 

不安は逃げる者を追いかける
「とある精神科医」さんの2012.12.9のtweetです。なるほどと思ったので以下に紹介します。 
『不安だからといって物事を避けていれば、避けたがためにその物事に慣れることができず、慣れないからこそ不安を生む。不安になる物事を避けずに接すれば、徐々に逆の経過をたどり慣れ、不安を減らせる。不安は逃げる者を追い、立ち向かう者から逃げる性質がある。』
   もちろん、立ち向かう力が残っていればの話ですが。

 

得ようとするから不安になる
 何かを得ようとするとき、あるいは失うかもしれないと思うとき、人は不安になります。それは、他人からの愛かもしれませんし、良い評価かもしれませんし、勝利かもしれません。
 でも、そんなものを得ることができなくても、あるいは失ったとしても「生きていくことはできる」のではないでしょうか。

 

適度な運動は不安軽減になる
 適度な運動(散歩等)が不安軽減には効果があると思います。でも、あまり不安が強いと散歩しながらも、不安なことが頭から離れずどうしようもないときもありますが。

 

何に囚(とらわ)われているのか
 不安に襲われます。その時、漠然とした「幽霊」を怖がるのでなく、自分が何を怖がっているのかをよく考えてみましょう。きっと何かに執着しているはずです。それは、プライドかも知れませんし、今までの習慣かもしれません。それらのことは、本当に執着するべき価値のあることなのでしょうか。よく考えてみましょう。

 

「黙って今日のわらじ履く」(山頭火の俳句より)
 山頭火は戦前の自由律俳句の俳人。その日暮らしの托鉢僧をしていた。今日一日の糧が得られるかどうかという不安が頭をよぎるが、今日も黙ってわらじを履いて出掛ける様子を読んだ句。

 

不安は手放せない?
 不安をいつも抱えている自分が一番自分らしいと思っていませんか?
 知らず知らずのうちに、そんな自分という価値観、人生観になってしまっているのではないでしょうか。それは、幼少期に養育者から受け継いでしまったものかも知れませんし、自分自信で長年かけて築き上げてきたのかも知れません。
 いつの間にか、不安が手放せない自分になっていないかどうか考えてみましょう。

 

不安があると何もできない?
 不安になると何もできないのでしょうか?不安を抱えながらも何か行動することは可能です。そして、行動しているうちに徐々に不安は解消されてきます。

 

目の前のことだけを考える 

 不安に襲われたとき、今、目の前のしなければならないことだけを考えましょう。

 

攻撃は最大の防御である 

 不安は逃げると追いかけてきます。勇気を持って立ち向かいましょう。

 

目に見えないものに対する不安

 漠然と自分にはどうすることもできない困った状況に陥っていると感じて不安に襲われることがあります。

 その不安の原因を一つ一つ書き出して具体的な対応策を考えてみましょう。また、今置かれている状況のメリットも書き出してみましょう。ある程度「見える化」することで不安が和らいできます。

 

天使と悪魔 

 天使「お前にはできるよ。」、悪魔「お前にはできないんじゃない?」、どちらの声に耳を傾けるかですね。

 

スナフキンの名言集より 

「大丈夫、落ち着くんだ」スナフキンが、力強く、いいました。「ここまでは、難なく、切り抜けたじゃないか!」『スナフキンの名言集』講談社より

 

 心屋仁之助さんのFacebookより

何をするにしても何をやめるにしてもほんとは、の許可も要らない。

自分が許可すればいいのです。やるのも、やめるのも。信じるのも。

 

「認知の歪み」ゆがんだ思い込みが自分を不幸に陥れる 2018.1.4「魂を揺さぶる言葉たち」のサイトから引用(一部改変)

どうせまた同じことになると決めつける 

 一度か二度、嫌な体験をすると、これから起こるすべてのことがまた同じようなことになると思ってしまう。

小さいことを大ごとにとらえる
 些細なことを大げさにとらえると、苦しみでがんじがらめになり、すべてが悪い方向に行くような思考回路から抜け出せなくなる。

必要以上に自分を責める
 物事がうまくいかないことを自分のせいにしていると、罪の意識に苛まれるようになり、苦しみのサイクルが延々と続いてしまう。
すべてが自分のせいで起こる、または悪いことだけ自分に起こると考えるのはよくない。ほとんどの物事は、ひとつだけではなく、さまざまな理由が絡みあって起こるものだ。少なくとも、あなただけの責任ではない。

誤ったレッテルを貼る

 人間だもの、状況判断を誤ったり、誤解をすることはある。やったことがすべて失敗したから、自分は落伍者だというレッテルを貼るのは間違いである。また、一度張ったレッテルは絶対ではない。レッテルを守るのに必死で、真実に目を背けるのはやめよう。

思考と真実の見分けがつかなくなる。 
 実際には、その人の考えは単なる考えなのだが、それが真実だと信じる。特にそれが客観的には真実ではない、または確かなものとははっきりわからない考えの場合は、それに固執するのはやめたほうがいい。そうしないと、間違ったレッテルを貼ることにつながる。特に自分の頭の中だけに存在するものを真実化しようとしているときはそうだ。

感情的な理由づけ

 なにかを感じたときにそれは本物に違いないと考える。例えば、不安を感じて、なにか恐ろしいことが起こると確信したりすることだ。

 

過剰適用症候群にならないように気をつけよう 2018.5.13

 他人の評価や批判をを気にしすぎたり、自分の都合や気持ちを押し殺して、他人の期待に応えようとしすぎると、苦しい状況に陥ってしまいます。 

 あらためて、自分の実力を振り返り、仕事ができる人間と見られたいという背伸びは止めたいものです。

 

目に映るものは全て主観 2018.9.1

 世の中の事象はすべて、単なる事実が存在するのみです。嫌なことに思えるときは、否定的なものと受け取っています。どう受け取るかは自分自身の選択です。

 『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健著 より

 

不安になることのメリットは? 2019.12.24

不安になることで、何かメリットはありますか?

そんなものは、何もありません。

不安になるも、ならないも、あなたの選択です。あなたは、どちらを選択しますか?

 

【羽生善治の名言】「魂を揺さぶる言葉たち」より抜粋2019.5.16

嫌なことは早く忘れる!忘れていくというのは、次に進むための大事な境地!漠然とした不安は、立ち止まらないことで払拭される

 

できるかできないかではなくやるかやらないか 2021.1.13

 年齢を重ねてくると、気力ややる気が減退してきて、ついつい、「できない理由」、「やりたくない理由」、「やらなくてもいい理由」などを先に考えて、逃げの態勢に入ってしまいます。

 逃げてしまうことの是非について考えたいと思います。

 

気分と行動を分離する 2021.1.18

 気分がふさいで身体が動かない時があります。でも、気分は嫌でも行動はできないことはありません。取りあえず、気分と行動を切り離して、気分は嫌でも行動を起こしましょう。

 

捨ててこそ 2021.1.18

 どうすれば生きるのが楽になるのか。捨てることが大事だと気付きました。プライド、人からよく思われたい、完璧主義、思い通りにしたいなどの気持ち、考えを思い切って捨てると楽に生きることが出来るのではないでしょうか。(私も実践はこれからですが。)

 

他人(ひと)を気にしない 2021.2.21 『魂を揺さぶる言葉たち』より

 まわりを気にして 思い悩むことは時間の無駄!

 まわりからどのように思われても  自分の幸せには一切関係ない!

3.仕事が嫌でたまらないとき

いま目の前にあることこそが天職であると思うことが大切である!2022.3.5魂を揺さぶる言葉たちより

 本当にそう思えるかどうかはやや不安ですが。。。

 

「嫌な」仕事は存在しない

 なぜこんや嫌な仕事をしなければならないのかと思うときがあります。

 でも、仕事自体に「嫌」も「好き」もありません。

 自分が勝手に意味づけをしているだけです。

 たとえ、気分的には嫌でも仕事をすることができないわけではありません。最低限の義務は果たすようにしましょう。

 その上で、メリット、デメリットを具体的に検討して、転職するべきと判断される場合は転職するとよいでしょう。

 

仕事のことを忘れる方法
 休みの時でも仕事のことが頭から離れないときがあります。

 人は二つのことを同時に考えることはできないそうです。

 趣味のことや欲しいもののことなど楽しいことを考えると、仕事のことをしばし忘れることができます。

 また、単純な作業などを無心にやることも効果があります。

 

仕事にやりがい、生きがいが持てなくてもいい

 もっと自分に向いている仕事がしたい、こんな仕事おもしろくないと思うことがあります。

 でも、仕事が人生の全てではありません。仕事は単に生活するために収入を得るためのものです。仕事に自分の人生の価値観をすべて投入するのはやめましょう。

 仕事と自分の人生、生きがいは別であっていいと思います。

 

いやだから、嫌いだからできない?

 こんな仕事、いやだから、嫌いだからできない・・・とよく思ってしまいます。

 でもこれは、感情に引っ張られすぎです。いやでも嫌いでも行動を起こすことはできます。感情よりも行動を優先しましょう。

 

やりたくないとき逃げたいとき

やりたくないとき 逃げたいとき 問題は大きく見える 今すぐに始めることで 問題は小さくなる

『20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわ」の法則』田口久人著より

 

頭も身体も重くて動かないと思うとき

 頭も身体も石のように重くて動かない(動く気がしない)時ってありますよね。でも、やらなければならないことがあるときは、何も考えずに、「えいやっ!」と一歩踏み出す行動を起こしましょう。そうすれば、次の一歩が見えてきます。

 

仕事は辞めるつもりで働くくらいがちょうどいい。もっと気楽に働こう。2020.2.29

 仕事を続けなくてはいけないもの、転職はできる限り避けた方が良いものだという思い込みは、時に不幸をもたらしてしまいます。

 だからこそ仕事なんてものは辞めるつもりで働くのがちょうどいいです。

 そもそも長い会社生活で何度か転職することがあるのはあって当然のことなんですから、もっと気楽に働いてみたっていいのではないでしょうか。

(上記はたまたまネット上で見つけた文章です。私の現在のように、定年を過ぎた者にとっては、”無責任に”平気で言うことができます。でも、私も現職時代には、絶対に辞めることはできないという思いから、どうにもならない状況まで追い込まれたことがあります。ケースバイケースでは、ありますが、私自信もついに辞めるということを考えたときに、気持ちが楽になった経験があります。)

 

息抜きも大切な仕事 2021.1.11

 息抜きは決して無駄な時間ではありません。四六時中緊張していたのでは、身体、心が持ちません。

 

坊主憎けりゃ・・・ 2021.1.13

  面白くないと思って仕事をしていると、面白くない理由ばかり見つけて、その思いばかりが強くなってきます。全て、満足できる仕事なんてないはずですよね。

 

最初から理想を求めない 2021.1.18

最初から理想を追い求めない あとから合っているか 確認すればいい

-田口久人-

 

理想的な仕事はない 2021.5.23

 定年後、やりたい仕事、楽しい仕事をしたいと思っていました。ですが、そんな仕事はないということがわかりました。

 

 仕事と心身の体力 2021.5.23

 長年仕事をしてきて、嫌な仕事から逃げてきたこともしばしばです。でも、これって仕事のせいではないですよね。自分の精神の体力が落ちているために、逃げ出してしまったのだと思います。どんな仕事であっても、自分の精神力がポイントであると晩年になって、ようやく気付きました。

 

まずは自分自身の健康が第一 2021.6.1

 嫌な仕事でも困難な仕事でもそれを越えられるかどうかは、仕事自体に問題があるのではなくて、こちら側自分自身の問題だと思います。

 特に人のお世話をする仕事であれば、自分の心身が健康でないと、とても人の面倒まで見るきはしませんよね。ですので、自分自身の心身の健康を保つ、これが仕事を続けるポイントだと、今更ながら気づきました。 

4.過去を後悔してしまうとき

過去を後悔する必要はありません
 過去のことをあれこれ悔やむ必要は全くありません。自分としては、その時点で「最善」と判断してやったことですから。

 

過去の原因究明はしない
 過去がこうだったから今こうなってしまったと思うことがよくありますね。でも、過去の原因究明はやめましょう。過去の原因究明をしても「今現在」の力にはなりません。「今、何ができるか」を考えるようにしましょう。

 

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる
 心の世界では「過去と他人は変えられない」という言葉をよく聞きます。
 ある時思いがけなくラジオで聞いたのですが、「過去と他人は変えられない」ということは「未来と自分は変えられる」ということだ、と言っていました。本当に自分が変われるかどうか自信はありませんが、少し希望の持てる言葉ですね。

 

過去のいやなことは反芻しない
 記憶に残す効果的な方法は、再々思い出すことだそうです。逆に言うと、くり返し思い出していると、ますます強固に記憶に残ってしまいます。
 

 人間には、「忘却」という「機能」も備わっています。いやなこと、心の傷となったことなどは、敢えて思い出さず、忘却の彼方へ追いやっていきましょう。

 

済んだことはどうしようもない 2018.1.2

 あの時、決断したことはやはり間違いだったのか?とことある度に後悔の念に襲われます。当時、自分としてはそうするしかなかった、とわかっていても、ついついそこに思考が行ってしまいます。 

 済んだことは、どうしようもないので、選択は迷うことなく、「それでよかった」を選択することにしましょう。

 

「反省はする必要はありません。同じ場面は二度と来ません。」2022.2.3

『全力疾走するバカになれ』勝俣州和著  小学館より引用

 反省ばかりしていると落ち込んでしまいます。そんなこともあったなあという程度にしておいて、前を向いて進みましょう。

5.対人関係について

NEW「すべての人間関係は 相手に期待しない 変えようとしない修行」齋藤一人 2023.10.16

 人を変えようとしても変わらないということはよく言われます。

 相手を信頼することは大事ですが、過度に期待しすぎると期待外れになった時ダメージが大きいですよね。

 

うまくいかなくて当たり前
 人との関係で悩むことって多いですよね。それって、「人間関係はうまくいかなければならない」という思い込みがありませんか? 別にうまくいかなくてもいいのではないでしょうか。人との関係は「うまくいかなくて当たり前」と思っておきましょう。

 

人を変えることはできません
 あの人がこういうふうに変わってくれたらなあと思うことがよくあります。
 でも、他人をいくら変えようとしても絶対に変えることはできないのです。
 人を変える唯一の方法、それは、その人自身が心の内で、変わろうと思うこと、これ以外に人を変える方法はありません。

 

人に期待をしない
 人に期待していると、自分の思い通りにしてくれないと、腹が立ちますよね。はじめから人には50%以上は期待しないことにしましょう。

 

人を信用しない
 人を100%信用していると、裏切られたときがっかりしてしまいます。はじめから人は50%以上は信用しないことにしましょう。

 

人に嫌われることを恐れない
 相手と話をしていて、相手が気分を害したような態度を示したり、怒りだしたとき何ともいえずイヤな気分になりますね。
 でも、他人の気分や感情は自分には関係ありません。怒る、泣くは相手の自由です。相手の感情にまで責任をもつことはありません。

 

正義は人を傷つける
 正しいことを指摘されても、そのことで人は傷つくことがあります。
 正義という刃、それは鋭く冷たいものです。

 

「好き嫌い」でなく「損得」でつきあう
 好き嫌いを気にしながらつきあうと疲れますよね。ここは割り切って、「損か得か」に焦点をあててつきあいましょう。
 『白い猫だろうが黒い猫だろうが、ネズミを捕る猫はいい猫だ』中国の言葉だそうです。

 

猫のように 

 猫って甘えてすり寄ってきたかと思えば、知らん顔していたり、なんだか自分勝手なように見えますね。
 でも、この猫の生き方は人間関係の参考になります。自分の利益になるときは自分の嫌いな人にも猫のようにすり寄ることも必要であり、そうでないときは知らん顔していればいいのです。

 

職場は愛情を得る場ではありません
 上司や同僚が優しくしてくれないからといって怒ったり悲しんだりすることはナンセンスです。職場(仕事)は自分への愛情を得る場ではありませんので。。。

 

鈍感力と敏感力 2021.1.19 

 今まで生きてきて処世術の一つとして思うことは、鈍感力と敏感力をうまく使うことですね。但し、逆に使ってしまうとうまく生きて行けません。。。

6.イライラ、ムカムカしたとき

イライラ、ムカムカしたときは
 相手のせいだと思ってしまいますよね。
 でも、自分の心の中を点検してみましょう。相手のなにげなく言った、特定の言葉や行動にあなたの心が異常に敏感に反応していませんか?
 こんなときこそ、自分で気付いていない、心の中のこだわり、解決されていない心の問題に、気付かされるチャンスです。

 

こだわりを捨てる
 自分の思い通りにならないとイライラ、ムカムカしますね。
 「こうでなければならない」ということにこだわっていませんか。こだわりを捨てること、これも解決法の一つです。

 

家庭は憩いの泉?
 たとえば、家庭は「憩いの泉」だと勘違い(?)していませんか?
 無意識のうちにこういう固定観念を持っていると、家庭で自分が大事にされないと、頭にきてけんかしてしまいます。
 職場や社会では、少々いやなことを言われても、節度をもってけんかせずにおつきあいしていますよね。
 「家庭は、第2の職場である」と考えを少し変えてみませんか?

 

今日のところは怒るのをやめておこう
 頭に来ることってよくありますね。売り言葉に買い言葉を思わず発しそうになることがあります。
 ですが、「怒る」ということは「損をする」ことです。健康にも悪影響を及ぼします。
 怒りが沸いてきたときは、自分を沈める言葉を用意しておきましょう。
 たとえば、「今日一日は怒らない日にしておこう」とか「今日のところは怒るのをやめておこう」とかです。
 そうすると、そのうち怒るのを忘れてしまいますよ。

 

感情が自分のすべてではありません
 怒り、憎しみイコール自分自身と思いがちです。ですが、感情は自分の一部分であり、しかも(難しいですが)自分の意思でコントロールできるものです。

 

幽体離脱する
 魂を体から抜け出して天井から眺めてみましょう。相手に対する極度の緊張や、恐怖を感じている自分を離れたところから見てみましょう。少しは冷静さを取り戻すことができます。

 

1分以上、ふて腐れない
 
時は金なりとよく言われますが、「時は命です」。無駄なことで自分の命を削ることはありません。

 

他人の不機嫌に左右されない
 身近な人の不機嫌のせいで自分が不機嫌になるのはやめましょう。人は人、自分は自分の人生を生きましょう。

 

頭にきたら6秒待つ
 通勤のラジオで聞いたフレーズです。6秒にどんな根拠があるのかはわかりませんが、怒りに対しては、鈍感でありたいものです。今まで、瞬間的に反応してしまって失敗したことが多かったです。これからは、怒りには鈍くなりたいと思います。

 

それは誰の問題か?(その2)
 「人のストレスはすべて対人関係である」といわれます。他人の言動でイライラムカムカしたり、落ち込んだりすることはよくありますね。そんなとき、気分を落ち着かせるために、「それは誰の問題か?」と自分に問いかけることは、とても効果があります。
 たとえば相手の言動が自分にとってゆるしがたいことであったとしても、それは「その人の問題」であって、「私の課題」ではありません。ですから、相手の問題に私が立ち入る必要は全くありません。相手の問題に立ち入ってまで、自分が腹を立てる、というような馬鹿げたことはしないようにしましょう。

 

得ようと思うから腹が立つ
 ムカッときたとき、考えてみてください。無意識のうちに、他人からのよい評価、賞賛、承認などを得ようと思っていませんか?自分本当にそれに値する人間でしょうか?そしてまた、そんなもの得ることができなくても、どうでもいいことではありませんか。

 

失うと思うから腹が立つ
 ムカッときたとき、考えてみてください。無意識のうちに、他人からの良い評価、賞賛、承認などを失うと思っていませんか?そんなもの失ったところでどうでもいいではありませんか。

 

感情を仕事に持ち込まない
 仕事をしていると、イライラ・ムカムカすることがよくあります。これって、感情ですよね。仕事をするうえで、感情は必要ありません。粛々と仕事をこなすことだけを考えましょう。仕事に対して、不安に襲われるときも同じです。また、家庭生活の中でも同様です。

 

傲慢な自分に気付く 

 腹が立つ時って、その時には自分ではわからないのですが、「俺様の思うとおりにならないとはけしからん!」と傲り高ぶっている状態になっているのではないかと最近気づきました。一体自分を何様だと思っているのでしょう。後で考えてみると恥ずかしい限りです。

 

怒りは二次感情 2021.2.3

 私自身、急に怒りが湧いてきて止まらなくなることがあります。 

 怒りの裏に潜む感情とは

 怒りは二次感情ともいわれています。

 怒りはとても強い感情のため、その裏側には、本来わかってほしい感情である「一時感情」があります。 

●「こうあってほしい」「○○であるはず」という期待、理想が裏切られたとき、わかってほしいと思うことがわかってもらえなかったときに怒りは生まれる

●その時に感じる気持ち、「悲しい」「つらい」「寂しい」「悔しい」「不安」「困惑」「バカにされた」「なめられた」・・・などといった気持ちが怒りとなってあふれる

  そして、それらのことが心の中にあると、何かの拍子に、怒りが急に噴き出して、自分を押さえられなくなってしまいます。

 怒りを押さえることができるかどうかは、いかに冷静にこの仕組みを思い出せるかどうかですね。  

『怒らない伝え方』戸田久実著 かんき出版より抜粋及び一部追加、改変

 

えーっ!それって怒ることですか? 2021.2.23

 私の好きなラジオ番組『土曜も全開』に「アングリーバボー」というコーナーがあります。出演者やリスナーのお怒り体験を発表し、ボスが、「大怒り」「中怒り」「小怒り」と判定するものです。

 ところが、たまに、「えーっ!それって怒ることですか?チーン(効果音)」という判定の時があります。

 私も、イライラムカムカすることが多いのですが、「それって怒ることなのか?」と冷静に考えてみると怒りが収まる時がよくあります。

7.失敗して落ち込んだとき

「つまづいたっていいじゃないか。人間だもの。相田みつを」2022.2.10

 反省しすぎるのは、落ち込むばかりでよくないですよ。

 

人は失敗し、間違うものである
 失敗したり、間違いをしてクヨクヨするのはやめましょう。「人は、失敗し、間違いをするもの」ですから。

 

自分を責めないこと
 自分を責めないようにしましょう。人から責められて、自分でも自分を責めると立つ瀬がありません。せめて自分くらいは、自分を正当化するいい訳をいっぱい考えて、自分の失敗をゆるしてあげましょう。

 

失敗して落ち込むとき
 失敗して落ち込むことってよくありますよね。
 でも、落ち込むということは「自分はもっと優秀なはずだ」と無意識のうちに思っているのではないでしょうか。背伸びをすることはやめて、自分のいる位置を知りましょう。そうすると落ち込むことはなくなります。

追記2021.8.31『こころの深呼吸』片柳弘史著より引用

「なぜ落ちるのか

物が落ちるのはなぜでしょう。それは、高いところにあるからです。初めから低いところにあるものは決して落ちることがありません。人間の心にもこの法則があてはまります。高ぶった心は落ち込みますが、へりくだった心は決して落ち込むことがないのです。」

 

善人はやめて悪人になろう

 失敗して苦しんでしまうときの対処法の一つは、善人をやめて悪人になることです。大いに自分を正当化し他の人のせいにしてしまいましょう。

 

大げさに考えない
 失敗したり心配したりするときその事をものすごく大きなものと考えてしまいます。でも、人生にはどんなことでも起こりうることです。

 

後悔せず前に進もう
 失敗には自力のみではどうすることもできなかったものと、もう少し準備や努力をしていれば防げたものとの2種類しかない。

 もし前者なら今回は不運だったと諦める他ないし、後者なら次もまた失敗しないよう手を尽くすのみ。 

 いずれにせよいつまでも下を向き後悔する暇はない。失敗を糧にまた前へ進もう。[精神科医Dr.snowmanさんのtweetより]

 

失敗と書いて、成長と読む 

 2018.5.7 魂を揺さぶる言葉たち 野村克也の名言より

 

失敗が気になってしかたがないとき2018.8.9

「勝ち戦に教訓はない。負け戦にこそ教訓がある。」

 だれの言葉かわかりませんが、ラジオで言っていました。

 

とことん凹む人間は見込みがある 2021.5.23 『野村克也名言集』より

 感性が鋭いということです。

8.自分の思いどおりにならないとき

努力は必ず報われるとは限らない 2022.3.9 HAPPY LIFESTYLEより

 厳しいけれど本質をついた言葉ですね。人は、「努力は必ず報われる」と信じて努力します。でも、現実には、努力しても成功しない人が多いのではないのでしょうか。努力した事実と経験は残るとはいいますが、やや言い訳の感がします。

 

希望がかなわないとき
 自分の希望がかなわないとき、自分の思ったとおりにならないとき、目の前が真っ暗になったように感じますね。でも、『人生は自分の思ったとおりにならない』、これがこの世の真実であり、原理なのではないでしょうか。このことを悟ることがこの世で生きていくうえでの秘訣ではないでしょうか。

 

晴れの日があれば雨の日もある
 いいお天気が好きだといってもお天気ばかりは続きませんよね。雨の日もあります。
 おてんとうさんに怒ったところでどうなるものでもありません。雨の日を受け入れるように、いやなこともさらっと受け流しましょう。

 

自分の思い通りにならないとき 2020.10.29

 自分の思ったとおりにならないとき、憤りを感じたり、嫌になったりしますね。上記の記事とだぶりますが、自分の思ったとおりにならないのがこの世の中であるということがの方が真実です。

  私自身もこのことがなかなか受け入れられずにストレスを抱えることが多いなあと、最近思います。

 

人は主観の世界に生きている 2018.8.29

 世の中に存在するのはシンプルな事象のみです。ただ、人は、それを自分の主観でしかみることができないのです。(『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健 より)

9.怒られて気分が悪いとき

 やけくそになって自分に不利な選択はしない
 理不尽な理由で怒られると、「こんな仕事辞めてやる!」という気になるものですが、あえて自分に不利な選択肢を選ぶことはやめて、他の選択肢を考えましょう。怒っているその人に問題があるのであって、私の問題ではありません。冷静に自分の対処法を考えましょう。気分は悪いですけどね。。。

10.うつ病

早めに専門の医療機関にかかりましょう
 一昔前の日本の社会では精神的なことで病院にかかることは何か特別なことのように思われていました。
 でも、最近は企業でもメンタルヘルスといって精神的な健康にも配慮するようになってきています。
 少々気分が落ち込んでいる程度なら、趣味などで気分転換することができますが、本当に調子が悪くなると、趣味や、日常普通にやっていることさえもできなくなります。
 そのようなときは、身体の病気で病院にかかるのと同じですから、何も気にすることはありません。早めに病院にかかることです。最近では、精神科に併せて心療内科を掲げる病院も多くなり、受診の敷居が低くなっています。
 心も体と同じです。早期発見・早期治療が効果的です。

 

うつ状態とは
 精神的エネルギーが枯渇した状態です。(わかりやすく言えば、電池がきれたような感じです。)周りへの関心はなくなり、日常生活でふだん何気なくやっていることもできなくなります。
 そんなときは、まず休養して、充電しましょう。
 それでも、回復しないときは、専門医にかかりましょう。
 そして、決してあせらないことです。(たとえ医師でも「急速充電」はできません。)

 

うつとなまけはちがいます
 外見は同じように見えます。
 しかし、うつの人はこんな状態ではいけない、と苦しんでいます。
 なまけの人は単になまけているだけで苦しんではいません。

 

気分が沈むとき
 健康なときでも、誰にでも気分の変動はあります。一日の中での変動、数日単位で変動、季節による変動などいろいろあります。気分の沈みに気がついたときは、今自分はこういうところにいるということを冷静に受け止め、無理をせずその状態をやり過ごすようにしましょう。

 

漠然とした不安に襲われたとき
 自分に向かって、「今のこの状況は果たして本当に絶望的な状況なのか?」と問いかけてみましょう。

 

本当のうつ病といわゆる「新型うつ病」の違い
 本当のうつ病は、いつ、どこにいても苦しいです。仕事のことが原因でうつになった場合、休んで職場を離れていても、気分転換にどこかへ行こうと、どの場所に居ようと24時間苦しんでいます。
 仕事から離れれば正常に戻るというのは本当のうつ病とは違うと思います。

 

休養にまさる薬なし
 精神的な疲れがある一定レベルを超えると病的状態といえます。
 ほんのささいなことをするのにも大きな心理的負担を伴います。そして、普段何気なくできていたことがだんだんできなくなってきます。
 抗うつ薬や抗不安薬も必要ですが、何よりも、負担になることを手放して、休養(何もしないでいる)することが大事です。そう体が欲しているのですから。
 もちろん、自分の責任感とか他人からの評価とかが気になりますので、どこで思い切るかは難しいのですが。。。

 

『人生はワンチャンス!』水野啓也・長沼直樹著から
「休むのも仕事のうち」(松下幸之助)
「心配ならば私たちは行動を起こすべきであって、憂鬱になるべきではない。」(カレン・ホーナイ)偉人達の名言より

 

『マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣』(具体的な対処の仕方で不安を軽減することができます。)
1 等身大の自分を受け入れる。

2 相手を変えず見方を変える

3 徹底的に具体化する

4 さまざまな視点から眺める

5 できることに集中する。

6 運命を引き受ける

7 完璧主義をやめる

8 プラスの側面を見る

9 「今」に集中して生きる

11.エネルギーが枯渇したとき

最低限の仕事ですませよう(※2015年頃の記事です)
 ヴァイオリンの発表会に向けて練習をしていましたが、精神的に大きな負担になってきたので、発表会は欠場することにしました。
 畑の雑草を全部抜かないと気が済まなかったのですが、精神的にも体力的にも限界がきて、あきらめました。除草剤は嫌いなので使いたくはないのですが、この際使うことにしました。
 かつて毎週、決まったコースのゴミ拾いをすることにしていますが、しんどいときは無理をせず、休むなり、コースの途中で引き返します。
 とにかく、エネルギーが枯渇したときは、最低限の仕事でその場をしのぐことが大切です。

12.追い詰められて逃げ道がないと思うとき

誰かに聞いてもらうことで考えが整理される 2021.8.31

 自分でも気づかないまま、考えや感情が混乱し、どうしてよいかわからないことがあります。そんな時は、誰かに話を聞いてもらうことで頭の中が整理されることがあります。特にアドバイスや答えはいりません。聞いてくれるだけでいいのです。

 

開き直る 

 追い詰められてどうしていいかわからず、自分のとる選択肢も自分にとって困ることしか考えつかず、途方に暮れることがあります。
 でも、もう一つの選択肢があります。それは、「開き直り」です。自分をよく見せようと思うから、よく思われたいと思うから、どうしていいかわからなくなるのです。
 どんなに、ばかにされようとも、どんなに叱責されようとも、どんなに低い評価をつけられようとも、「自分にできること」をするだけです。できないことは何といわれようともできません。ひたすら無視して放っておくことです。

 

困ったことが起きたと言わない 2021.1.28

 斎藤一人氏の言葉です。『困ったことが起きたら「面白いことが起きた!」と言ってみな。』

 困ったと思うとパニックになりがちです、面白いことが起こったと考えると、俯瞰的に見ることができそうです。
「ストップのサイン」2021.6.30『こころの深呼吸』片柳弘史著 教文館より
 どんな困難でも、頑張って乗り越えればいいというわけではありません。もしその困難が神様の置いたストップのサインなら、乗り越えた先には断崖絶壁が待っているかもしれないのです。乗り越えようとする前に、立ち止まってよく考えましょう。 

13.自分が嫌になったとき

自分を変えなくてもよい
 こんないやな自分を変えたいと思うこともありますが、他人を変えるのが難しいように自分を変えるのも難しいですね。まあ、無理をしないことが一番かも。
 

14.その他、雑感

NEW過去は変えられない? 2024.1.8

 心理学の世界ではよく、「過去と他人は変えられない。」と言う言葉をよく聞きます。

 私も、「他人は変えられない」ということは実感としてわかります。ですが、「過去は変えられない」という言葉には以前からしっくり来ないものを感じていました。

 今日も新聞の投書欄でこの言葉を見ました。私が思うには、過去の”黒歴史”である「事実」は、確かに変えることはできません。ですが、その事実の「解釈」は変えることができるのではないかと思うのです。

 例えば、私にも思い出すのも嫌な過去の事実があります。ですが、その事実から、学ぶことや気づくこと、希有な体験をしたということは今になって思えばありました。

 ですので、過去は変えることはできませんが、得るものは有ったと言えると思います。

 

どの紙も元にもどらない 2023.10.17

 学校で先生が全員に 一枚のノート用紙を取り出して、破いて丸めて床に落として 踏んづけるように命じた。
 そして、その紙を拾って 優しく開いて元に戻すようにと言った。「どの紙も元にもどれないでしょう。人をいじめた後はどんなに優しくしてあげても元に戻らない」  先生の言葉が忘れられない。- デーブ・スペクター -

老いるとは 2023.4.1

 老いるとはこういうことかと老いて知る

 ー魂をゆさぶる言葉たちよりー  

 

自分を犠牲にするのは間違い(抄) 2023.1.5 内田遊雲

 自分が幸福であって 初めて他人を幸福にできる

 まず自分の幸福が先にあっていい

 

辛い出来事で人生は輝く(抄) 2023.3.4 内田遊雲

 苦しいことがあるから 喜びを感じられ

 辛いことがあるから 楽しみがある

 人生を輝かせるのは

 よい事や楽しい事だけではなく

 苦しく辛い事も同じように

 人生を輝かせるのである 

 

「自分だけではない」2021.8.12 『きっと明日はいい日になる』田口久人著 PHPより

不安がない人はいない 欠点がない人はいない 悩みがない人はいない いつも笑っていても いつも幸せそうに見えても 誰にも言えない悩みを 抱えていることだってある それでも今日を生きている 泣きたくても泣けなくて 頼りたくても頼れなくて それでも一生懸命頑張っている 自分だけが苦しいわけではない 自分だけが辛いわけでもない みんな悩みながら生きている 自分だけではない

 

生きがいについて 2021.7.19

 生きがいについて時々考えます。自分の楽しみということももちろんありますが、2021.7.17付け下記の「幸せについて」の記事のように誰かに必要とされるということは大きな生きがいですね。

 次の文章を読んでなるほどと思いました。

「心の居場所

路上で生活する人に、住む部屋だけを与えても問題は解決しません。

自分が必要とされ、尊敬される場所を見つけるまで、心は「ホームレス」のままだからです。

誰かから必要とされ、尊敬されてこそ、人間らしく生きることができるのです。」(片柳弘志著 『こころの深呼吸』より)

 

幸せについて 2021.7.17 

 幸せについて時々考えます。どんな状況の中にも探せば自分なりのほんの小さな幸せはあると思います。でも、心から幸せと実感できるのは、他人(ひと)に喜んでもらったときですね。

 

生きる意味 2021.7.13

 いつの頃からか、生きる意味について考えるようになりました。答えはまだ出ていません。そんな時、下記のサイトの中に次の言葉がありました。大きなヒントになるような気がします。

「人間が自分で意味を与えない限り、人生には意味がない。」エーリッヒフロム(ドイツの社会心理学者、精神分析学者)

追記2021.8.12 『きっと明日はいい日になる』田口久人著 PHP より

「生きる意味」

壁にぶつかったとき うまくいかないとき 自信を失うこともある そんな自分が嫌になり 何のためにいきているのか わからなくなることもある 最初から生きる意味が わかっている人は少なくて ほとんどの人がわかっていない それでもいいから生きてみる 生きることでわかることもある 小さな幸せを見失わないこと まわりに流されないこと 自分を信じること まわりを思いやり 大切な人を大切にすること 生きる意味がわからなくてもいい 今を生きればいい

 

名言集『癒やしツアー』さんのサイトより引用 2021.6.28

 1癒やしの格言

〇「あのとき、ああしていれば」という思いに振り回されることほど、時間とエネルギーを無駄にし、自分を傷つけるものはないと思いますよ。-斎藤茂太- 

〇休息とは回復であり、何もしないことではない。-ダニエル・W・ジョセリン-

〇焦らない。でも、あきらめない。-斎藤茂太-

〇あなたの価値の理解者は、あなたしかいない。-パール・ベイリー-(米国の黒人女性歌手、トニー賞受賞 / 1918~1990)

〇あなたはたった一つの尊い命をもってこの世に生まれた、大切な存在です。-瀬戸内寂聴-

悩みはあって当たり前。それは生きている証であり、常に反省している証拠でもある。-松下幸之助-

この世に生きる価値のない人などいない。人は誰でも、誰かの重荷を軽くしてあげることができるからだ。-チャールズ・ディケンズ-

精神にとって、休閑期は種まき時と同じように重要だ。肉体だって耕作しすぎたら疲れてしまう。-バーナード・ショー-

 2人生の格言

 物事に敏感で自分なりの価値判断を持っていることを「細心」といいます。気が小さいことは人生の武器なのです。-斎藤茂太-

 人間が自分で意味を与えないかぎり、人生には意味がない。-エーリッヒ・フロム-(ドイツの社会心理学者、精神分析学者 / 1900~1980)

 人生とは、その時々に自然に変化し、移りゆくものだ。変化に抵抗してはならない。それは悲しみを招くだけである。-老子-

 逃げた者はもう一度戦える。-デモステネス-(古代ギリシアの政治家、弁論家 / 紀元前384~322)

 道に迷うことこそ、道を知ることだ。-東アフリカのことわざ-

 自分の力に合うことだけしろ、その他の事は、おのずと道が開けてくるまで待て。-武者小路実篤-

 若い頃、僕の時間は未来へ向けて無限にあるように思えた。今、僕は終末の時間から逆算する。すると、人も風景も、そう、何もかもが違って見えてくる。僕は、疾走する。-蜷川幸雄-(日本の演出家、映画監督、俳優 / 1935~2016)

 生きる意味や価値を考え始めると、我々は気がおかしくなってしまう。生きる意味など、存在しないのだから。-ジークムント・フロイト-

 船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。定量の心配や苦痛、苦労は、いつも、だれにも必要である。-ショーペンハウアー-

 3元気が出る名言

楽観的になりたいなら、客観的になることだ。-斎藤茂太-

人間、今が一番若いんだよ。明日より今日の方が若いんだから。いつだって、その人にとって今が一番若いんだよ。-永六輔-

人生の目的は悟ることではありません。生きるんです。人間は動物ですから。-岡本太郎- 

自分を元気づける一番良い方法は、誰か他の人を元気づけてあげることだ。-マーク・トウェイン-

 

消えてしまいたいと思う時 2021.6.24

 私自身、消えてしまいたいと思う時があります。YouTube『樺チャンネル』を見て、その理由に気がつきました。そんな時は、誰も自分の存在を認めてくれない、誰にも必要とされていないなどと、と思い込んでいるのだと。

 実際はそうではないのですが、人は思っていてもわざわざ言葉に出して言わないのでそう思い込んでしまうのです。

 居てくれてよかった、一緒にいて楽しかったなどと言ってもらえれば、そんな気持ちは消えてしまいます。また、まわりの人にも、そのように言ってあげることが大切だと思いました。

 

『今日1日だけ』2021.6.20

つらいこと 苦しいこと 悲しいことがあったとき 今日1日だけ笑おう 今日1日だけ明るくいよう 今日1日だけ親切にしよう 今日1日だけ素直になろう 今日1日だけ感謝しよう そう思いながら 毎日すごしていれば いつの間にか 人生は楽しくなる ー田口久人ー

  

だまっているだけ 2021.6.14

だれにだってあるんだよ ひとにいえないくるしみが だれにだってあるんだよ ひとにいえないかなしみが ただ、だまっているだけなんだよ いえばぐちになるから             

(魂を揺さぶる言葉たちfacebookより)

 

人生にはピークがあって、・・・ 2021.6.13

 「わたしはずっと、人生にはピークがあって、加齢と共に坂を下っていくものだとばかり思っていた。

 けれど最近では思うのだ。生きていくことは、ゆっくりゆっくり、自分の花をさかせていくことなのではないか。

 ピークも下りもない、私たちはその花のいちばんうつくしいときに向かってあるいているのではないか。

 そうしていのちの最後に、わたしたちはだれもが自分の花を、存分に咲かし切るのだ。」

(『おまえじゃなきゃだめなんだ』角田光代著 文春文庫より)

 

生きていること 2017.12.31 

 生きることは「苦」であるといつも思っていますが、苦痛を感じていることこそ生きている証拠なのかもしれません。

 

心の整理は難しい 2017.12.23 2018.1.2

 年末がくると大掃除、整理をしなければいけないと思いますね。

 でも、物の整理はできても、心の整理はなかなかできません。整理できていたつもりでも、ふと「本当にこれでよかったのだろうか」という疑念にさいなまれます。 

  物の整理のこつは捨てることです。心の整理もこれに習いましょう。(これが難しいのですけどね。)

 

人が死にたいというとき 2019.9.23

 「死にたい。」という人に対して、何と声を掛けてよいのかわからず、困ることがしばしばありました。

 とあるtwitterから、ヒントを得たのですが、「死にたい。」という人は、本当に死を希望しているのではなく、「死ぬほど、困っている、苦しんでいる。だから、助けてほしい、この気持ちをわかってほしい。」ということを言っているのだと気づきました。 

 ですから、その困っている状況や苦しんでいる状況を受容し、共感することが、「死にたい。」と言う人への答えではないかと思います。

 

追記 『こころの深呼吸』片柳弘史著 教文館より

「言葉にならない思い」2021.6.30

 相手の質問に、正面から答えるのがよい答えとは限りません。相手がなぜその質問をしたのかを感じ取り、その人が抱える根源的な問題に答える方がいい場合もあるのです。言葉にならない相手の思いに、じっと耳を傾けましょう。

 

「変われない」のではない。 2021.1.11

「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。-アルフレッド・アドラー-

 

選択に悩むとき 2021.1.11 

 挑戦して失敗して後悔するか、挑戦せず逃げたことで後悔するか、どちらを選ぶかだ。

 

自分に尋ねる 2021.5.5 『こころの深呼吸』気づきと癒やしの言葉366  片柳弘志著  教文館 から抜粋

「自分に尋ねる」

判断に迷ったとき、「周りの人がどう思うだろうか」と考えていては、正しい答えにはたどり着けません。迷ったときには、誰よりも自分自身の心に「お前は何がしたいんだ」と尋ねましょう。正しい答えは、自分の心だけが知っています。

 

なんのために生きているのか 2021.3.1ヤポンスキー画伯のfacebookより

「なんのために生きているのか」だと行き詰まる。「なんのために生かされているのか」と考えると、やるべき事が見えてくる。

 

自分が健康でないと人の世話はできない 2021.5.23

 自分が心身ともに不調な時には、自分のことで精一杯でとても他人のお世話などできません。

(追記 2021.8.23『こころの深呼吸』より一部抜粋

「おぼれている人には、他のおぼれている人を助けることができません。」